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空き家→宿泊施設や飲食店 「川越し街道」リノベに着手 島田市、民間活力を導入

(2020/6/21 08:23)
島田市が民間活力を導入して空き家などのリノベーションに着手する川越し街道=島田市河原
島田市が民間活力を導入して空き家などのリノベーションに着手する川越し街道=島田市河原

 島田市は江戸時代の川越文化を伝える国指定史跡「島田宿大井川川越遺跡」(同市河原)を中心としたエリア「川越し街道」のにぎわい創出に向け、民間活力を導入して街道沿いの空き家や市所有施設のリノベーションに着手する。宿泊施設や飲食店への再生を予定し、2023年度のオープンを目指す。
 対象は博物館分館として使用している旧桜井邸や川越し茶屋などの市所有施設と朝顔の松公園、民間所有の空き家など計9件。19年度から実施した基礎調査で所有者の意向を確認し、エリア全体の風情・景観を保ちつつ、民間によるリノベーションを通じて観光地としての魅力アップを図る方針を決めた。ゲストハウスや土産物店、カフェなどとしての活用を目指すという。
 静岡市駿河区用宗地区で古民家を改修した宿泊施設などを手掛けているCSA不動産(同市)とコンサルティング契約を締結した。同社は年度内に施設の新築・改築プランや事業収支を作成し、全体の活用計画を基に市や民間による各施設の整備に移る。
 1966年の史跡指定以降、市は川会所や番宿を復元し、指定地の公有化を進めてきた。復元施設は現状変更が原則認められない一方、空き家となる個人所有の施設が増えるなど、街道沿いに混在する施設の活用方法が課題となっていた。

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