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MaaS実験、中山間地に移動診療車 浜松、国に提案

(2020/6/2 07:53)
浜松市が検討する「医療MaaSプロジェクト」の概要
浜松市が検討する「医療MaaSプロジェクト」の概要

 浜松市は1日までに、経済産業省が募集した次世代交通サービス「MaaS(マース)」の創出推進事業に、中山間地の同市天竜区春野町で移動診療車を使ってオンライン診療などを行う実証実験を提案した。
 市がMaaS実現に向けて設立し、同日開いた官民連携組織の初会合で説明した。同区では高齢化と公共交通の衰退で通院困難な住民が増え、医師不足などで医療サービス継続も今後厳しくなるため「中山間地における医療MaaSプロジェクト」と題し提案した。
 移動診療車に看護師が乗って患者宅まで出向き、情報通信技術(ICT)機器を活用して診療所医師が遠隔診療を行う。ドラッグストアの薬剤師もオンラインで服薬指導し、薬剤を配送する。
 このほか、特別養護老人ホームの送迎車両が昼間は遊休時間となるため、住民の通院に使用する実験も行う。
 実験には、次世代型移動サービス企業モネ・テクノロジーズ(東京)や磐周医師会、区内の診療所や老人ホームなども参加する。予算は2882万円。経産省の審査結果は7月末に出る見通しで、市は「事業に採択されなかった場合でも実証実験は行いたい」としている。

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