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社長発言の撤回、謝罪を 知事、JR東海と国交省へ文書

(2020/5/23 13:00)

 リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を巡り、川勝平太知事は22日、国土交通省専門家会議で県の対応を問題視する発言をしたJR東海の金子慎社長に対し「事業者トップの不見識ぶりを如実に示した」として、次回の会議に社長自らが出席して発言の撤回と謝罪をするよう求める文書を、同社と国交省に送付した。
 金子社長は20日、県や流域市町が着手を認めていないトンネル本体工事の、準備作業への同意を求めることを理由に、川勝知事との面会を求める文書を県に提出した。これに対し川勝知事は文書で「面談はやぶさかではない」とする一方、金子社長の謝罪内容を踏まえてどのように対応するか判断するとした。
 同社と国交省にそれぞれ別の内容の文書を送った。同社に対して「次回の国交省専門家会議での、発言の謝罪や撤回を見届けた上で関係各位に相談し、返事をする」と説明。国交省に対しては「JR東海を指導する権限と責任がある。発言の謝罪と撤回をするよう指導の徹底を求める」と強調した。
 また、専門家会議の一般傍聴を認めず、議事録を匿名にする方針を示した国交省への文書には、会議設置時の合意事項だとして「会議の全面公開」を求める意向も盛り込んだ。国交省の対応を「公開を限定する突然の表明は明らかな合意違反」と指摘し「地域住民は国費を使って行われる会議の内容を知る権利がある」と主張した。

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