静岡新聞NEWS

対コロナ財源捻出へ入札中止 静岡市、新清水庁舎関連の通路整備

(2020/5/22 07:57)

 静岡市がJR清水駅東口公園に移転新築する計画の市役所新清水庁舎整備の関連事業である道路上空通路(ペデストリアンデッキ)の設計事業の入札が中止になったことが21日、市への取材で分かった。新型コロナウイルス対策で緊急の財政支出が続く中、田辺信宏市長は「聖域なき事業の見直し」を表明していて、今回の入札中止はその一環。市は清水庁舎移転計画の変更は現時点ではないとしているが、今後、影響する可能性もある。
 道路上空通路は新庁舎とJR清水駅の間、約60メートルを結ぶ。交通利便性を向上させるとともに災害時の緊急避難場所としての活用も想定する。本年度の当初予算に設計委託費2100万円を計上した。
 入札は5月19、20日に実施し、複数の入札があったというが、21日の開札直前に中止を決めた。市の担当者は「事業の見直しを市が表明する中、事業を再考する必要が生じた」と理由を説明した。事業中止の決断はしておらず、今後、再公告の時期を検討する。
 市は現在、市議会で審議中の案を含め、新型コロナウイルス対策で3度の補正予算を編成している。緊急時の財源となる財政調整基金の残高はほぼ底をつき、田辺市長は事業の見直しによる財源捻出の方針を示していた。

静岡政治の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト