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静岡県内30市町、5月内給付 オンライン申請、11市町で開始

(2020/5/2 07:30)
特別定額給付金の給付開始時期
特別定額給付金の給付開始時期

 政府が新型コロナウイルス感染拡大の緊急経済対策で全国民に一律10万円を配る「特別定額給付金」について、1日までの静岡新聞社の取材で、少なくとも県内30市町が5月中に給付を始める見通しとなった。うち11市町は同日からオンラインでの申請受け付けを開始した。静岡市など5市はシステムの準備に時間を要することや人手不足を理由に給付が6月になるか、未定だとした。
 申請はマイナンバーカードを使ったオンライン申請と、市町が郵送する申請書に口座番号などを記入して返送する書面申請がある。オンラインは申請がスムーズなために書面申請より給付時期が早い市町が多い。
 静岡市は職員10人の事務局を設置し、管理システムの開発や申請書の作成を急いでいるが、対象が69万人以上と多く、受け付け開始は6月になる見通し。早期の給付を求める声や相談が多く寄せられ、担当者は「分かりやすくスムーズな手続きになるよう準備している」と話した。
 富士市は、市の郵送書類を待たずに困窮世帯がいち早く申請できる独自の早期特別申請を採用。利用すれば「オンライン申請と同時期の5月中旬から給付が可能」(担当者)だという。同市はマイナンバーカードの交付率が21・42%(4月末時点)と県内トップクラスだが、オンライン申請でも確認書類の送信や電子署名などの手続きが必要で、申請は限定的とみている。
 島田市は市役所内に事業実施本部を設置して専用ダイヤルで市民の問い合わせに答え、数十人体制で申請書の封入、発送などの事務に取り組む。申請書の郵送開始は19日、給付は22日からを目標とし「システム導入が整えば、前倒しも検討したい」としている。
 森町は総務課職員が通常業務と並行して1万8千人分の給付準備を進める。1回目の給付を5月29日に行い、以降は6月の見通し。担当者は「厳しい状況の中、一刻も早く支給できるよう作業している」とした。

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