静岡新聞NEWS

N国、籠池氏の擁立見送り 同姓同名候補を公認へ 静岡4区補選

(2020/4/2 07:58)

 NHKから国民を守る党の立花孝志党首は1日、静岡県庁で記者会見し、衆院静岡4区補欠選挙(14日告示、26日投開票)への学校法人「森友学園」前理事長の籠池泰典氏(67)の擁立を見送ると明らかにした。
 代わりに同党参院議員政策秘書の新人田中健氏(54)を公認候補とする方針を示した。立憲民主、国民民主、共産、社民の野党4党が統一候補とした元都議の無所属新人田中健氏(42)と同姓同名。
 立花氏は1月に同補選への出馬を表明したが、3月27日に撤回し籠池氏を擁立するとしていた。取りやめた理由は、籠池氏を野党統一候補にできなかったためとした。
 無所属の田中氏と同姓同名の候補者を擁立する理由は「票がどうカウントされるか見たい。弱小政党なので法の内側でいろいろなテストをしなければならない」とした。さらに「次の衆院総選挙の小選挙区に、自民党への妨害として同姓同名の人物を集め(擁立し)たい」と安倍政権への対立姿勢を示した。

 ■政党名や住所で判別 氏名のみは案分
 県選管によると、選挙で読み方も同じ同姓同名の候補者が立候補した場合、投票用紙に氏名だけを記載すると案分の扱いになるが、氏名以外に所属政党や住所、年齢などの記載があれば判別される。
 同姓同名の2人が立候補した昨年4月の千葉県勝浦市議選では、市選管が投票所の候補者一覧に氏名と所属党派だけでなく、自宅住所も表記した。ただ、公平性を保つため、選管が「特定の候補について投票用紙の記載方法を案内するわけにはいかない」(県選管)という。
 案分の場合、候補者の基礎票に応じて票が振り分けられる。関係者からは「票の判別に時間を要し、開票作業が煩雑になる」と指摘する声も漏れる。

静岡政治の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿