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御前崎市長選、市議選5日告示 コロナ「厳戒」選挙

(2020/4/2 07:33)
後援会事務所の出入り口に置かれたマスクやアルコール消毒液。告示を前に関係者は感染予防に神経をとがらせている=1日、御前崎市内
後援会事務所の出入り口に置かれたマスクやアルコール消毒液。告示を前に関係者は感染予防に神経をとがらせている=1日、御前崎市内

 「握手は自粛」「投開票所の消毒は念入りに」-。静岡県内で新型コロナウイルスの感染者が確認されてからは初の選挙となる、任期満了に伴う御前崎市長選と市議選が5日告示される。立候補予定者の陣営や市選挙管理委員会は感染予防のため異例の対応を迫られている。3月31日には隣接の菊川市で感染者が確認され、関係者の緊張感は一気に高まった。
 立候補予定者は3月初旬ごろから相次いで後援会事務所を開設した。ただ、事務所開きは神事のみ執り行うなど簡略化。出入り口にはアルコール消毒液やマスクを置く。
 各陣営は名前や実績のアピールに戦略を練るが、集団感染リスクを高める密閉、密集、密接の三つの「密」を避けるため、告示日に行う出陣式や街頭演説への動員を控える動きも出てきた。ベテランの現職市議は「今までのように大々的に展開することはできないだろう」とため息をつく。
 支援者との握手の自粛、選挙カーの乗員や事務所に詰める人員の制限、マイクに巻き付けるガーゼの取り換えなど懸念材料は山積する。ある新人は「菊川で感染者が出たことで状況はより深刻になった。新人としては苦しいが、コロナ対策を優先せざるを得ない」と力なく話す。
 一方の市選管。投票時に使う筆記用具での感染を予防するため、自前の鉛筆の持参が可能であることを周知し、使い捨て用の簡易鉛筆も一定量を用意するという。
 開票所は当初予定していた市研修センターから、より広い市内の体育館への変更を検討している。増田正行総務部長は「選管として万全を期すが、マスクの着用など個々でできる対策はしてほしい」と呼び掛ける。

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