静岡新聞NEWS

倫理規定、行動計画案示す 沼津市、不祥事再発防止へ

(2020/3/28 11:36)

 沼津市は27日、市職員2人が逮捕された公契約関係競売入札妨害事件を受けた不祥事再発防止対策本部会議の第3回を市役所で開いた。全職員を対象にした実態調査の結果(速報値)を公表し、倫理規定や不祥事防止対策行動計画の素案を示した。
 実態調査は2~3月、臨時や嘱託も含め1810人に無記名で実施(回答率91・44%)。事件の検証と再発防止を目的に、不当要求の有無や職場環境、コンプライアンス意識などを尋ねた。
 不正行為につながる可能性のある不当な要求について、過去3年間に73人が受けたことがあると回答し、このうち9人が応じたと答えた。不当要求の内容は、許認可や工事の設計積算情報、補助金交付などで、相手は市民や議員(元職含む)、業界団体などが挙がった。自身の職務に関わる利害関係者から贈答品の提供や飲食の誘いなどを持ちかけられたという人は14人いたが、要求に応じたケースはなかった。
 倫理規定案は利害関係者の定義や禁止行為、贈与を受けた際の報告手順などを明確化。行動計画案は、研修の拡充▽職場内コミュニケーションの推進▽相談窓口の周知徹底▽事務分担の定期的なローテーション-など7項目で具体的な取り組みを示した。
 頼重秀一市長は「全ての職員が共通認識を持って職務に当たれる環境をつくりたい」と述べた。

静岡政治の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト