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諸田県議に進退論も マスク大量出品で静岡県議会 新型コロナ

(2020/3/10 08:04)

 焼津市選出の諸田洋之静岡県議(無所属)が新型コロナウイルス感染拡大でマスクが品薄状態の中、インターネットオークションに大量のマスクを出品していた問題で、県議会では9日、「自ら出処進退を判断するべきだ」などと諸田氏の進退を巡る議論が浮上した。
 諸田氏は同日の記者会見で道義的な責任を認めて謝罪し、夫婦で経営する貿易会社の社長を辞任すると表明。一方で「市民目線の議員として、県議の職に専念し負託に応えられるように努力する」として議員辞職はしない考えを示した。
 これに対し、ベテラン県議の1人は「社長を辞めても、公職の立場として責任を取ったことにならない」と批判。別の県議は、県議会として諸田氏の辞職勧告決議案などの提出は避けられないとの認識を示した。
 一方、諸田氏が個人のアカウントでネットオークションに出品し、売り上げは会社の収益になると説明したことに関し「税務上や法的な問題があるのではないか」と指摘する声も聞かれた。
 諸田氏の説明によると、2月4日から3月6日までの間に医療用マスク2千枚セットなどを89回にわたって出品し、計888万円を売り上げた。
 県議会事務局には9日、諸田氏に対する苦情の電話やメールが約490件寄せられたという。

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