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自主規制継続を確認、湾奥に群れ サクラエビ漁情報連絡会

(2020/2/20 13:00)

 駿河湾産サクラエビの春漁解禁を前に、漁業者らが操業方針を協議する情報連絡会が19日、静岡市清水区の由比港漁協で開かれ、自主規制の継続を確認した。今月中旬の資源調査の結果、これまで群れが見られなかった主産卵場の湾奥で昨年生まれた「0歳エビ」の群れを確認できたことが報告された。県桜えび漁業組合は漁解禁直前に再度、資源調査を行い、操業方針を最終的に決める。
 連絡会では「取りながら増やす」方針の維持を改めて決定。実石正則組合長は「自主規制は続けるが、1年間続けてきた規制が現状に合致しているか慎重に検証したい」と述べた。
 県水産技術研究所の花井孝之研究統括官は昨年秋漁の資源量について「エビが好む18~25度の海水温帯の形成が不安定だった」とし、10月の連絡会で「好漁の目安を上回る」とした推計卵数500兆粒(7~8月)ほどの資源回復は今回見られなかったとした。
 資源調査は今月11、14両日に実施。同研究所は、昨年同時期の調査で群れが確認できなかった富士川沖など湾奥から西部の広いエリアで0歳エビ(体長2~3センチ)の群れがいたことに対し「資源回復に良い兆候では」とした。
 湾奥では、漁師らは2018年秋漁で魚影が薄く網を入れることすらできなかった。19年春漁と秋漁では事実上の禁漁区とした。

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