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静岡市がリニア研究会発足へ 流域市町に波紋か

(2020/2/19 08:12)

 リニア中央新幹線の開業を見据え、静岡市は2020年度、開業後のまちづくりについて調査、検討する官民の研究会を発足させる。20年度当初予算案に関連予算80万円を計上し、開業後に生じる影響やその対応について研究を進める。
 静岡商工会議所の要望を受けて設立する研究会で、商業者や行政、学識経験者ら10人前後で構成する。20年度はリニア開業の影響を考えるために、北陸や九州など新幹線の開業でにぎわいが生まれた地域の視察を行う予定。研究会は数年間継続する見通しで、効果的な対応を検討する。
 ただ、リニア工事に伴う大井川の流量減少問題を巡り、JRと県の協議が続いていて、着工のめどが立っていない。こうした状況で静岡市がリニアの開業後を見据えた具体的な動きに踏み出すことは、県や県と一致して水問題の解決に取り組む大井川流域10市町に波紋を広げる可能性もある。
 静岡市の担当者は「研究会は『いつかリニアが開業した時』を想定している。静岡市の活気ある将来のために考えたい」との立場を強調した。

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