静岡新聞NEWS

富士山「入山料」全員徴収の新制度 2020年度中に骨子案

(2020/2/18 11:50)

 静岡、山梨両県などでつくる富士山世界文化遺産協議会の富士山利用者負担専門委員会が17日、都内で開かれ、富士山を訪れる全ての人から徴収する新しい「入山料」制度の骨子案を2020年度中にまとめることで一致した。負担額の見直しを含め、同年度内に具体的な徴収方法を検討する。
 6日の富士山世界文化遺産学術委員会(委員長・遠山敦子元文部科学相)で来訪者全員負担の方針が承認されたことを受け、21年2月をめどに新制度の骨子案をまとめることを静岡県などの事務局が提案した。委員から異論は出ず「制度改正が速やかにできるよう、骨子案の作成と並行して事務的な準備を進めてほしい」「割引制度の設計も議論したい。未就学児も一律徴収するのか」などの要望があった。
 5合目から先に立ち入る来訪者を対象に千円を徴収している現行の入山料(保全協力金)についても議論した。徴収額の引き上げを提起する考えに対しては、委員から「任意制度上での引き上げは反対。払わない人への不公平感が増し、協力率が下がるだけ」と据え置きを支持する意見が相次いだ。
 徴収額の妥当性については新制度設計に合わせて再検討する。

静岡政治の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト