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巴川河口に水門新設 静岡県、河川整備計画案を提示

(2020/1/18 13:50)

 静岡県は17日に静岡市駿河区で開いた市や学識経験者らとつくる巴川水系流域委員会で、巴川水系の河川整備計画の変更原案を説明した。新たな津波対策として、巴川河口(静岡市清水区)への水門新設と、大谷川放水路の水門(同市駿河区)のかさ上げを盛り込む方針を示した。
 県静岡土木事務所によると、水門新設には概算で約95億円の事業費がかかる。県の第4次地震被害想定に基づく津波に対応するために必要な施設高4メートルで建設する。大谷川放水路の水門は、現在の施設高7・2メートルを1・3メートルかさ上げして8・5メートルにする計画。事業費は1億~2億円程度を見込むが、詳細は未定という。
 会合では委員から、景観に配慮して津波襲来時に海中から立ち上がる水門「フラップゲート」の設置も検討すべきだとする意見も出た。
 また変更原案には、治水対策として巴川本川の河床を河口から6・6キロ掘削することも盛り込んだ。2014年の台風18号で巴川流域では床上浸水450件、床下浸水723件などの被害が発生した。掘削により同台風並みの10年に1度の大雨による洪水が発生した場合、流域内の床上浸水被害を8割程度減らすことを目指す。

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