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当初予算計上認めず 文化力の拠点、自民「不明点多い」

(2019/12/17 07:20)
文化力の拠点整備に関する質疑が相次いだ県議会文化観光委員会=16日午前、県議会
文化力の拠点整備に関する質疑が相次いだ県議会文化観光委員会=16日午前、県議会

 静岡県議会12月定例会は16日、常任委員会が開かれ、県がJR東静岡南口の県有地に整備する「文化力の拠点」を巡って文化観光委員会で委員から厳しい意見や質問が相次いだ。最大会派自民改革会議は「整備方針案は不明確な点が多い」とし、現状では2020年度当初予算案への事業費計上を容認できないと表明。第2会派ふじのくに県民クラブも「立ち止まって考えるべきだ」として県が12月末に予定するパブリックコメント(意見公募)の延期を求めた。
 植田基靖文化・観光部長は「200億円を超える大きな事業。意見を真摯(しんし)に受け止め、しっかり説明、検討していきたい」と答えた。意見公募の実施時期については「議会と相談しながら進める」と述べて理解を求めた。
 県は県立中央図書館を中心に県主体で施設整備に当たる計画案を委員会に提出。年間100万人の利用を想定し、整備費は230億~270億円と概算していることなどを改めて説明した。
 図書館機能についてはおおむね委員の理解が得られたものの、大学コンソーシアムの拠点などの「新しい知的空間」、AI・ICTの拠点、フードコートなどの「食・茶・花の都」といった導入予定の機能については「イメージが分かりにくい」「機能が煮詰まっていない」と疑問視する声が続出した。
 高須徹也文化力の拠点推進課長は「県民の意見をもう少し細かく聞きたい」と述べ、地元説明会や大学生との意見交換会、図書館の利用に関するアンケートなどを通じて県民の意見を丁寧に聴取する考えを示した。

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