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静岡県フロンティアに御殿場、川根本町を認定 AI、IoT活用

(2019/12/3 07:45)
ふじのくにのフロンティアを拓く取り組み 構想期間と展開イメージ
ふじのくにのフロンティアを拓く取り組み 構想期間と展開イメージ

 静岡県は2日までに、防災・減災と地域成長の両立を目指す「“ふじのくに”のフロンティアを拓(ひら)く取り組み」第2期(2018~22年度)の「ふじのくにフロンティア推進エリア」として、御殿場市と川根本町の2エリアを初めて認定した。革新的技術を活用し、圏域の課題解決と機能向上を目指す。県は今後、複数の市町にまたがる認定も含めて県内各地にエリアを増やす方針。
 推進エリアは、第1期(13~17年度)に認定した各地の「推進区域」同士を結び、新たな拠点とも連携させて「点」から「面」への展開を図る。人工知能(AI)や自動運転などの革新的な技術を取り入れ、利便性が高く、快適に暮らせる自然と調和した県土「スマートガーデンカントリー」の形成を目指すとしている。
 御殿場市では「“エコガーデンシティ”産業立地促進エリア」として、市内2カ所の推進区域や4カ所の新拠点区域などを含むエリアを認定。企業間を循環走行する燃料電池バスの導入や、エリア内のエネルギー循環の最適化、エリア全体の景観保全などを実現し、地域経済の活性化につなげる。
 川根本町は光ファイバー網やインターネット・オブ・シングス(IoT)を活用した「ICT・IoTによる新産業創出推進エリア」と位置付け、新たな就労環境の創出や新規雇用、人材育成、農業の成長産業化などに取り組む。空き家の増加や就労環境の不足、農業の担い手不足、耕作放棄地の増加など地域課題の解決を目指す。
 県は認定エリアに対し、1期の推進区域と同様に、事業費助成や利子補給の支援を実施。県内26市町程度でのエリア形成を掲げ、エリア同士が連携した「対流型都市圏」の実現を目指す第3期(23~27年度)につなぐ。

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