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浜松市長、区再編「合区こだわらず」 線引き見直す可能性も

(2019/10/1 07:21)

 浜松市の鈴木康友市長は30日の市議会9月定例会代表質問で、実現を目指している行政区再編について、市が住民投票で示した3区案など現行の区を統合する「合区」での再編案にこだわらず、「現行区の区域の見直しも含めて検討していく」と述べた。鈴木市長が7行政区の線引きそのものを見直す可能性を公言したのは初めて。
 市は4月の住民投票で、現行七つの行政区のうち浜北、天竜区を残し、他5区を合区する3区案を提示したが反対多数だった。ただ、2021年1月1日までに区再編を実施することについては賛成50・8%、反対49・2%だった。
 こうした結果を踏まえ、鈴木市長は「賛否は拮抗(きっこう)」との認識を示し、「市議会と協議の上、これまでの議論を繰り返すことなく、再編の結論を得なければいけない」と強調した。
 区再編を協議する市議会特別委員会は、再編の可否に関する具体的な議論には至っていない。市議会最大会派の自民党浜松には区再編に理解を示す議員もいるが、合区での再編には難色を示す声が多い。特別委の高林修委員長(自民党浜松)は本会議終了後の取材に「再編ありきの議論ではなく、区制度の在り方を慎重に話し合っていきたい」と話した。

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