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遠州灘沖洋上風力発電、事業者と国に知事意見を送付

(2019/8/14 07:55)

 御前崎、掛川、袋井の3市にまたがる遠州灘沖で計画されている国内最大級の洋上風力発電事業を巡り、静岡県は13日、事業者が提出した環境影響評価(アセスメント)配慮書に対する県審査会からの答申を踏まえ、知事意見を事業者と国に送付したと発表した。事業実施想定区域の漁業関係者や船舶利用者に影響を説明した上で、事業計画を検討するよう求めた。送付は8日付。
 事業者は再生可能エネルギー電源開発会社「パシフィコ・エナジー」(本社・東京都)。事業計画地はシラスの好漁場のため、同社は漁業関係者の同意がなければ、事業の実施はできないとの考えを示している。
 県は知事意見で、南海トラフ地震による設備の倒壊が懸念されているとして想定区域の地形や地質の調査を行うよう要請。アカウミガメの上陸や産卵への影響についても騒音、振動などの変化に関する調査、予測を実施するように求めた。
 計画されている洋上風力発電事業は総出力65万キロワットで、最大130基の発電用風車を建設する。事業者は今回の知事意見を踏まえ、計画をより具体化した方法書を作成して国と県に提出。県は方法書を受理した場合、改めて同書への知事意見をまとめて国に送る。

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