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ラグビーW杯、Wi-Fiで快適に 袋井市が無料サービス

(2019/5/15 17:38)
無料公衆Wi―Fiのアンテナ=3月下旬、袋井市のJR愛野駅南口
無料公衆Wi―Fiのアンテナ=3月下旬、袋井市のJR愛野駅南口

 ラグビーワールドカップ(W杯)開催地の袋井市が、電話ボックスを活用した公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」の無料サービスと、これに連動した市専用の情報ポータルサイトの運用を開始した。ラグビーW杯や東京五輪による外国人観光客増加を見込んで、災害時の情報取得や観光利用促進など、受け入れ態勢の強化につなげる狙い。
 NTT西日本と市が協力して3月中旬に、JR愛野駅南口と北口の公衆電話ボックス上部、JR袋井駅北口の市観光案内所付近の3カ所にWi-Fiアンテナを取り付けた。利用は午前5時から翌日の午前1時まで。1日に1回15分間を4回まで使用でき、災害時には回数無制限で接続可能となる。利用画面は英語や韓国語、中国語など7カ国以上の言語に対応している。
 市の専用情報ポータルサイトはWi-Fi接続時に認証画面から自動的につながり、おすすめの観光ガイドや飲食店の紹介、市の基本情報などを入手できる。
 市は1月に自由に移動が可能なキャリーバッグ型Wi-Fiアンテナの導入実験も行った。ラグビーW杯の大会期間中は、JR愛野駅からスタジアムまでの道に複数のキャリーバッグ型Wi-Fiを設置する計画で、さらなる通信環境の向上を図っている。
 市ICT街づくり課情報政策係の担当者は「検索ワードや利用者情報など多くのデータが集まれば、新たな政策課題の発見やまちづくりのアイデアの創出につながる」と期待する。 

 ■全12会場で整備
 ラグビーW杯観戦者向けのWi-Fiは、全国の試合開催地12都市の会場すべてで確保される。静岡新聞社が2018年7月に行った調査の時点で「設置の予定無し」と回答した神戸市と東京都も大会前には整備することを決めた。「検討中」としていた大阪府は2018年12月に設置済みで、熊本県と埼玉県も開幕に間に合うよう整備するという。
 神戸市では市が独自に運用するWi-Fiを大会期間中にスタジアム内で利用できるようにする。東京都では2020年の東京五輪を見据え、W杯後も設置を継続するという。

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