ドコモ、個人融資事業強化 オリックス子会社株取得

 NTTドコモは6日、オリックスの100%子会社で個人向け融資などを手がけるオリックス・クレジットの株式66%を792億円で取得し、連結子会社にすると発表した。ドコモの顧客に対する融資や住宅ローンといった商品を共同で開発して品ぞろえを拡充し、個人向け金融事業を強化する。

オンラインで記者会見するNTTドコモの江藤俊弘執行役員(左)ら=6日午後
オンラインで記者会見するNTTドコモの江藤俊弘執行役員(左)ら=6日午後

 通信業界では、楽天銀行や、PayPay(ペイペイ)銀行が個人向けの無担保融資の事業で先行している。ドコモは会員数が9876万人という国内最大規模のポイント会員基盤があり、融資審査と回収などにノウハウを持つクレジット社と連携して追い上げを目指す。
 ドコモの江藤俊弘執行役員はオンライン記者会見で「商品ラインアップをどんどん増やしていきたい」と語った。
 オリックスは29日に株式を売却する予定で、保有比率は34%となる。ドコモによる連結子会社化後もクレジット社の社名は維持し、人員整理などのリストラは予定していないという。
 オリックス・クレジットは1979年に設立。2023年3月期の売上高は324億円、純利益は52億円だった。

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