ロシア軍ハッカー部隊が実行か 通信大手へのサイバー攻撃

 【ロンドン共同】昨年12月にあったウクライナ最大の通信事業者「キーウスター」に対する大規模サイバー攻撃について、ウクライナ保安局(SBU)幹部は、ロシア軍と関連するハッカー部隊が実行したとの認識を示した。遅くとも昨年5月にはシステムに侵入し、攻撃で数千の仮想サーバーを含む「ほぼ全て」を破壊したと述べた。ロイター通信が4日にインタビューを報じた。

ロシア国旗
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 SBUのサイバーセキュリティー部門の責任者は、ハッカー部隊は個人情報を盗み、電話の位置を把握した上で、通信アプリのアカウントもハッキングできた可能性があると指摘した。軍は異なる通信システムを使っており、大きな影響はなかったとした。
 攻撃にはロシア軍参謀本部情報総局(GRU)に関連するハッカー部隊「サンドワーム」が関与したことが「ほぼ確実だ」と述べた。キーウスターは、ロシア通信大手「ビーライン」とシステムの構造が似ており、攻撃が比較的容易だった可能性があるという。
 ロイターによると、キーウスターの携帯電話の契約者は約2430万人で人口の半数以上を占める。

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