H3の来年2月打ち上げ発表 JAXA、ロケット2号機

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は28日、国産新型のH3ロケット2号機を、来年2月15日に種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げると正式に発表した。H3の打ち上げは、今年3月に1号機が失敗して以来約1年ぶりとなる。

3月7日、打ち上げられるH3ロケット1号機。2段目エンジンが点火せず、指令破壊された=種子島宇宙センター
3月7日、打ち上げられるH3ロケット1号機。2段目エンジンが点火せず、指令破壊された=種子島宇宙センター

 JAXAによると、予定時刻は午前9時22分~午後1時6分。この日の打ち上げができなかった場合の予備期間は同月16日~3月31日。
 H3はJAXAなどが開発した2段式液体燃料ロケットで、現在主力のH2Aの後継機。JAXAは、1号機失敗の原因を2段目ロケットのエンジン点火装置のショートなど三つに絞り込み、2号機では絶縁強化などの対策を施した。
 2号機は当初、地球観測衛星「だいち4号」を搭載する計画だったが、1号機の失敗を踏まえて変更。2機の超小型衛星を載せる。
 1号機は今年3月7日、種子島宇宙センターを離陸後、2段目のエンジンが点火せず、JAXAが信号を送って破壊した。機体は積んでいた「だいち3号」と共にフィリピン東方沖に沈んだとみられる。
 日本はH3で世界の宇宙開発ビジネスへの参入を狙っており、コストをH2Aロケットの半分となる約50億円に抑えることを目指している。

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