自動除雪車、北海道に導入 東日本高速、乗員削減へ

 東日本高速道路北海道支社は17日、人工衛星を使った位置情報システムと高精度な地図情報を組み合わせ、高速道路の路肩付近を自動で除雪できるロータリー車を北海道江別市内で公開した。自律走行する全自動除雪システムは日本初。省力化による乗員削減を目指し、今冬から降雪量が多い道央自動車道岩見沢インターチェンジ(IC)―美唄IC間(約21キロ)で運用を始める。

高速道路の路肩付近を自動で除雪できるロータリー車=17日午前、北海道江別市
高速道路の路肩付近を自動で除雪できるロータリー車=17日午前、北海道江別市

 熟練オペレーターの高齢化や人手不足が懸念される中、10年前から開発を進めてきた。オペレーター2人が必要だった作業が、監視役1人で済むようになるが、当面は2人乗車し、運用に問題がないか検証する。
 既に2台が完成。運用状況を見て、他の区間への導入や、東北、北陸信越地方で運用できるかどうか判断していく。
 測位衛星「みちびき」を使った位置測定と、高速道路の線形やガードレール、非常電話などの位置情報を盛り込んだ地図情報を利用し、吹雪でも路肩に沿って自律走行できる。ロータリー(回転式の羽根)で路面の雪をかき出し、施設を壊さないようにシューター(路外に雪を吹き飛ばすための筒)の高さや向きを自動制御できる。

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