日大に警察通報遅れの検証要請 文科省、アメフト部薬物事件

 文部科学省は15日、日本大アメリカンフットボール部員が覚醒剤や大麻を所持したとして逮捕された事件で、警察への通報が遅れた経緯に関して第三者を含めた検証委員会を設置して詳細に調べるよう日大に要請したことを明らかにした。

日本大学本部=2021年、東京都千代田区
日本大学本部=2021年、東京都千代田区

 日大によると、昨年11月に部員が薬物使用を大学側に申告したが警察に届けず、今年7月に寮で大麻のような不審物を見つけた際も警視庁への報告は12日後だった。
 文科省は、情報伝達や意思決定の在り方に問題があり、日大が調査して説明する必要があると判断。今月10日に同省担当者が沢田康広副学長らから事情を聴き、検証を進めるよう口頭で伝えた。今週中に林真理子理事長宛ての文書でも同じ内容を要請する。
 永岡桂子文科相は15日の閣議後記者会見で「学校法人として厳正に対処し、信頼回復に努めてほしい」と述べた。

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