生成AI活用の新技術を紹介 法人向け250種、東京で

 対話型人工知能(AI)「チャットGPT」などの生成AIを組み込んだ最新技術の展示イベント「AI・人工知能EXPO春」が10日、東京都江東区の東京ビッグサイトで始まった。約250種類に上る法人向けサービスを、開発した各企業が紹介。文章や画像の自動処理による業務の効率化を呼びかけている。12日まで。

対話型人工知能の利用に関する説明を聞く来場者ら=10日午後、東京都江東区の東京ビッグサイト
対話型人工知能の利用に関する説明を聞く来場者ら=10日午後、東京都江東区の東京ビッグサイト

 日本マイクロソフトは、対話型AIを搭載した検索エンジン「Bing(ビング)」などの使い方を、パソコンを使って実演。業務へのAI導入に関心を持つ来場者から「データの安全性は大丈夫か」「費用はどのくらいかかるのか」といった質問が寄せられていた。
 IT新興企業のpicon(ピコン、渋谷区)は、チャットGPTを使った文章生成を通信アプリLINE(ライン)で気軽に利用できるサービスを紹介。3月のサービス開始から1カ月で利用者は100万人を超えたといい、山口翔誠最高経営責任者(CEO)は「反響はとても大きい。今後は画像や動画を生成する機能も追加したい」と語った。
 AIを活用した企業向けサービスを提供するHEROZ(ヒーローズ、港区)は、チャットGPTの業務利用を支援するサービスの提供を4月に始めた。安心してAIを使えるよう、顧客ごとに社内基準や固有のノウハウを守るようチャットGPTの設定を変更する。銀行や保険会社からの問い合わせが多いという。

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