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ロシアのワクチン開発者殺害 自宅でけんか、29歳男起訴

 【モスクワ共同】タス通信は3日、ロシアの新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の開発に貢献した研究者アンドレイ・ボチコフ氏がモスクワの自宅で殺害されたと伝えた。29歳の男が犯行を認め、起訴されたという。

2021年3月、ハンガリーの首都ブダペストでトラックから搬出されるロシアの新型コロナワクチン「スプートニクV」(AP=共同)
2021年3月、ハンガリーの首都ブダペストでトラックから搬出されるロシアの新型コロナワクチン「スプートニクV」(AP=共同)

 ロシア紙RBK電子版は捜査関係者の話として、ボチコフ氏は2日に自宅で男とけんかになり、ベルトで窒息死させられたと報じた。タスは、日常的ないさかいが原因としている。
 ボチコフ氏はガマレヤ記念国立疫学・微生物学研究センターの主任研究員としてスプートニクVの開発に関わり、同僚らと共に表彰されている。

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