ワクチン追加接種で発症4割抑制 オミクロン株「XBB」

 【ワシントン共同】米国で増加中の新型コロナウイルスのオミクロン株派生型「XBB・1・5」とその仲間のウイルスについて、米疾病対策センター(CDC)のチームは25日、オミクロン株対応ワクチンの追加接種から少なくとも3カ月は、追加接種しない場合に比べて発症を40~49%抑えられるとする暫定的な解析結果を発表した。

米ジョージア州アトランタにある米疾病対策センター(CDC)本部(ロイター=共同)
米ジョージア州アトランタにある米疾病対策センター(CDC)本部(ロイター=共同)

 この型は米国で検出されるウイルスの半数を占め、日本でも見つかっている。ワクチンの効果が弱まるとの指摘もあったが、日本で主流の派生型BA・5などに対する効果と同等だと示した。
 解析には昨年12月~今年1月中旬に新型コロナの検査を受けた約2万9千人のデータを使用。流行初期のウイルスを基にしたワクチンを2~4回接種した上でオミクロン株対応ワクチンの追加接種も受けて2~3カ月たった人と、追加接種を受けていない人を比べた。
 その結果、XBB・1・5の仲間に対する発症抑制効果は18~49歳で49%、50~64歳で40%、65歳以上で43%だった。BA・5の仲間に対する効果は18~49歳で52%、50~64歳で43%、65歳以上で37%だった。

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