Jリーグ、入場数の制限緩和 声出し応援席以外は100%

 Jリーグは9日、政府による新型コロナウイルスのイベント開催制限の緩和を受け、声を出して応援できるエリアを設ける場合でも、当該エリア以外の区画には入場可能数の100%の観客を入れて開催できるようガイドラインを変更した。

Jリーグ・YBCルヴァン・カッププレーオフ第2戦の鹿島―福岡で、ゴール裏に設けられた指定エリアから声出し応援をする鹿島のサポーター=6月11日、茨城県鹿嶋市のカシマスタジアム
Jリーグ・YBCルヴァン・カッププレーオフ第2戦の鹿島―福岡で、ゴール裏に設けられた指定エリアから声出し応援をする鹿島のサポーター=6月11日、茨城県鹿嶋市のカシマスタジアム

 大声を出せるエリアは50%の制限が残るが、会場全体ではより多くの観客が入場できるようになる。これまでは声出し応援席を設けると、全てのエリアが収容定員の50%となっていたため、収益面などから導入に消極的なクラブもあった。
 6~8月の「声出し応援」の運営検証の結果、適切な感染対策をすれば、声出し応援エリアの設置は十分可能との専門家の助言を得た。

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