阿波おどり、観客入れ屋外開催 3年ぶり、8月11日に前夜祭
徳島市と地元経済界などでつくる「阿波おどり」の実行委員会は30日、今夏は3年ぶりに屋外で観客を入れて開催することを決めた。前夜祭を含めて8月11~15日に実施する。
屋外に有料と無料の演舞場を2カ所ずつ、舞台上で踊る広場を4カ所、それぞれ設ける。市内のホールでも踊りを披露する。新型コロナウイルス感染拡大防止のため座席の収容率を約75%にし、マスク着用などの対策を呼びかけるスタッフを配置する。
実行委はこれまで、コロナ禍での開催や規模について中止を含めて協議してきたが、国や県などが行動制限をしていないことや、地域経済のために開催を決めた。