丹生都比売神社で「大護摩供」 和歌山、世界平和を祈願

 古くから密教や修験と関わりの深い和歌山県かつらぎ町の世界遺産・丹生都比売神社で9日、護摩木をたいて祈りをささげる「大護摩供」が営まれた。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録された区域の社寺でつくる「紀伊山地三霊場会議」から約100人が参加し、世界平和とコロナの早期収束を祈願した。

丹生都比売神社で営まれた「大護摩供」=9日午後、和歌山県かつらぎ町
丹生都比売神社で営まれた「大護摩供」=9日午後、和歌山県かつらぎ町

 四方に縄を張り巡らし結界を設けた会場に、大峯山寺(奈良県天川村)の山伏約30人がほら貝の音とともに入場。弓矢などを使った神聖な儀式の後、直径約3m、高さ約2mの護摩壇に点火し、一斉に読経を始めた。太鼓とほら貝の音が響き渡る中、山伏が願い事が書かれた護摩木を次々と投入した。

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