海底炭鉱事故80年で追悼式 山口、朝鮮人ら183人犠牲

 太平洋戦争中の1942年に山口県宇部市沖の海底にあった「長生炭鉱」で183人が犠牲になった事故の追悼式が12日、炭鉱の跡地近くで開かれた。約150人が参列し、海底に取り残されたままの遺骨収集を願い、花を手向けた。

事故の追悼式で、砂浜から海へ献花する参加者=12日午後、山口県宇部市
事故の追悼式で、砂浜から海へ献花する参加者=12日午後、山口県宇部市

 事故は42年2月3日、海岸から約1キロの沖合地下にある坑道で発生。日本人47人と戦時動員されるなどした朝鮮人136人が死亡した。
 追悼式は、2013年に追悼碑を建立した地元住民らでつくる「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」が主催。韓国遺族会の楊玄会長は「日本政府は一日も早く遺骨を収集し、故郷に戻すよう求める」とのメッセージを寄せ、代読された。

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