ランニングパトロール アプリで危険箇所共有 常葉大浜松の学生

 ランニングを通じた地域の見守り活動「しずおかランニングパトロール」を続ける常葉大浜松(浜松市北区)の学生が昨年11月から約3カ月間、専用アプリを使った新たなパトロールを展開した。児童が飛び出した交差点や死角が多い脇道などを携帯電話やタブレット端末上で共有することで、地域の交通安全と防犯の意識強化につなげる狙い。活動拡大に向け、来年度は同大の授業でも実践する。

専用アプリを使ってランニングパトロールを展開する常葉大の学生=浜松市北区
専用アプリを使ってランニングパトロールを展開する常葉大の学生=浜松市北区

 健康プロデュース学部の木村佐枝子准教授のゼミ生ら計43人が参加。香川大教育学部の大久保智生准教授が開発した「安心安全まちづくりアプリ」を活用し、大学近隣の都田南小学区で登下校の見守りを16回実施した。活動の前後でアンケートを行い、学生の意識変化をはじめ、アプリ運用の課題も抽出した。
 タブレットは浜松市の仲介を得てNTTドコモ東海から借り、来年度も10台前後の無償提供を受けて授業を行う。県警も防犯指導や広報活動で支援する。
 木村准教授は「危険箇所をアプリで見える化する産学官の試み。将来的に小中学校の現場で使えるよう、活動を地域に浸透させていきたい」と展望する。

SNSでシェアするSHARE

いい茶0