手作りあんどんで商店街応援 浜松・湖西の団体、300個制作

 新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた商店街や事業所を応援しようと、浜松市で感染者への差別撲滅を呼び掛ける「シトラスリボン運動」に取り組むボランティア団体と四つの障害者事業所、浜松、湖西両市の学校など11団体が協力し、あんどん300個を制作した。2~4日に浜松市中区のモール街の多目的施設「Any(エニィ)」に展示する。その後は両市の商店会などに寄贈し、店内や事業所に飾って心を癒やしてもらう。

手作りのあんどんにシトラスリボンを付ける障害者事業所の職員(右)と利用者=浜松市北区の「ゼロベース三ケ日」
手作りのあんどんにシトラスリボンを付ける障害者事業所の職員(右)と利用者=浜松市北区の「ゼロベース三ケ日」


 浜松市中区のボランティア団体こまたす推進プロジェクトと北区の障害者事業所ゼロベース三ケ日が「灯(あか)りつなぐプロジェクト」と名付けて他団体に呼び掛け、支援の輪が広がった。
 あんどんは縦20センチ、横10センチ、奥行き10センチで、材料の紙は牛乳パックをちぎり、紙すきをして作った再生紙。骨組みの木材は浜松産の天竜杉を細く切って加工した。外側にシトラスリボンを接着し、LED電球で照らす。
 浜松学芸中・高(中区)の生徒は再生紙50枚に花や虹のイラスト、「輝ける未来へ」「ありがとう」などの言葉を描いた。ボランティア部の生徒(17)は「コロナで修学旅行に行けずつらかった。あんどんを見た人が前向きな気持ちになってくれれば」と話す。聖隷クリストファー大(北区)の学生や湖西市立知波田小の児童も制作に協力した。ゼロベース三ケ日の施設長(47)は「コロナ禍で人々の気持ちが落ち込む中、心に明かりをともしたい」と語った。
 あんどんは2日午後5時から展示する。

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