重篤副反応への対応確認 浜松市で集団接種訓練【新型コロナ】

 浜松市は27日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種に向けた訓練を同市中区で行い、接種を受けた人に重い副反応が出た場合の対応として、迅速な発見と応急措置、救急搬送までの流れを確認した。複数人が同時に体調を崩した場合など、検討すべき課題も浮かんだ。

ワクチン接種を受けた人に重い副反応が起きた場合の対応を確認した訓練=27日午後、浜松市中区のアクトシティ浜松展示イベントホール
ワクチン接種を受けた人に重い副反応が起きた場合の対応を確認した訓練=27日午後、浜松市中区のアクトシティ浜松展示イベントホール

 接種を受けた人が経過観察スペースで待機中、アナフィラキシーショックで倒れた場合を想定した。医師らが患者役の市民ボランティアをストレッチャーに乗せて会場内の救護室まで搬送。アドレナリンを投与し、救急隊に引き継ぐまでを実践した。
 協力した浜松医療センター(中区)の西脇由朗院長補佐は「具合が悪い人を見つけたら医療関係者にすぐに知らせるよう、事前に周知しておくことが必要」と指摘。改善点として、複数の体調不良者発生に備えた医療関係者の確保、転倒時のけがを防ぐためのマット設置などを挙げた。
 同市では、アクトシティ浜松など公共・商業施設8カ所程度が集団接種の会場になる見通し。市は今回出た課題を検証し、人員配置や会場のレイアウトに生かす。

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