子ども視点の貧困や虐待 関連書籍を紹介 浜松の「私設図書館」

 浜松市西区入野町の「じゃじゃの私設図書館」は19日から、子どもの視点で貧困や差別、虐待などの社会問題をとらえた書籍を紹介するブックフェアを開く。28日までの金、土、日曜が開館日。

子どもの視点から貧困や差別、虐待などの社会問題をとらえた書籍が並ぶ会場=浜松市西区入野町のじゃじゃの私設図書館
子どもの視点から貧困や差別、虐待などの社会問題をとらえた書籍が並ぶ会場=浜松市西区入野町のじゃじゃの私設図書館


 保護観察官として非行少年の立ち直り支援を行う同館スタッフの池島麻三子さん(33)が中心となって企画した。仕事を通じて「幼少期の体験が、犯罪の一因となるケースが少なからずある」と感じる中で、社会を構築する大人たちの問題意識が重要と考えた。
 非行少年と関わった児童精神科医の経験談を記した「ケーキの切れない非行少年たち」や、2010年に起きた大阪2児置き去り死事件を追った「ルポ 虐待」など、SNSを通じた寄付で集まった約70冊などを用意した。
 このほか、会場には「背景にある事情に思いを寄せてほしい」との願いから、児童養護施設で暮らす子どもたちの七五三の様子を撮影した写真も展示している。同館オーナーの大場雅仁さん(62)は「本を通して、社会を見つめ直すきっかけになれば」と意義を語る。

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