「手紙のタイムカプセル」 20年ぶり“再会”に笑顔 磐田

 20年前に旧豊田町(現磐田市)が企画した「未来郵便局」と題した事業で、住民から預かった手紙の引き渡しが28日まで、磐田市池田の池田交流センターで行われている。保管してきた103通のうち、開始から2日間で本人や家族連れなど22人が受け取りに訪れ、手紙との“再会”を楽しんでいる。

大橋センター長(左)から手紙を受け取る山際さん=磐田市池田の池田交流センター
大橋センター長(左)から手紙を受け取る山際さん=磐田市池田の池田交流センター


 2001年11月に行われたフェスティバル豊田町の会場で、「大切な人に宛てた手紙」を希望者から預かった。20年後の自分や両親、子供らに手紙をしたためて封をし、「手紙のタイムカプセル」として旧町から引き継いだ池田交流センターが保管してきた。節目を迎えたことから宛先人に通知した上で、引き渡しをスタートした。
 16日に受け取りに訪れた同市上新屋の山際今子さん(77)は当時町議会議員で、自分宛てに「元気で健康に気をつけ、町民の皆さんのために頑張る」と記していたという。現在は地区社協副会長を務め、「健康で当時描いた姿に近い自分でいるのかな。今後も地域貢献できれば」と顔をほころばせた。
 旧町の事業企画担当者で、現センター長の大橋功夫さん(64)によると、事前の通知書は宛先不明で18通が戻ってきてしまったという。大橋さんは「大切に預かってきたメッセージ。期間満了になることし11月までに何とか全員に届けたい」と話した。

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