磐田「ながふじ学府一体校」完成 多機能型、地域開放も

 磐田市加茂の豊田中敷地内に建設を進めてきた「ながふじ学府小中一体校」の竣工式が13日、現地で開かれた。4月に開校する。9年にまたがる異学年の児童生徒の交流を促進する施設づくりに加え、地域開放する図書館やランチルーム、放課後児童クラブなどを備えた多機能型学校。学校関係者や地域住民、来賓ら約100人が参加し、教育の新拠点の完成を祝った。

4月に開校する「ながふじ学府小中一体校」=磐田市加茂
4月に開校する「ながふじ学府小中一体校」=磐田市加茂
観客席にもなる階段を備えたながふじホール前で行われたテープカット=磐田市加茂
観客席にもなる階段を備えたながふじホール前で行われたテープカット=磐田市加茂
4月に開校する「ながふじ学府小中一体校」=磐田市加茂
観客席にもなる階段を備えたながふじホール前で行われたテープカット=磐田市加茂

 豊田中(昨年5月、430人)、豊田北部小(同492人)、豊田東小(同375人)でつくる「ながふじ学府」。豊田中と豊田北部小の校舎を一体化し、豊田東小とも相互交流して学びをつなぐ。人口変動を加味し、将来の3校の一体化も視野に入れる。
 新施設は鉄筋4階建て。延べ床面積約1万7300平方メートル。事業費は約58億円。通常学級31室、特別支援学級6室、LD(学習障害)など通級指導教室4室を配置した。市が独自に「コミュニケーションモール」と呼ぶ児童生徒が顔を合わせる立体的な階段を採用。1階エリアの蔵書約2万5千冊の図書館、約200席のランチルーム、地域協働活動を促進する地域連携室などを開放する。
 渡部修市長は「小さな学校を統合して一体にするわけではなく、構想の中心は地域づくり。地域の力をお借りしながら、子供たちをしっかり育てていくということ。歴史が始まるこれからが勝負」とあいさつした。生徒代表であいさつした豊田中2年の水川千歌音さんは「一体校最初の最上級生になる。すばらしい校舎。1年だけでも過ごせることをうれしく思う」と喜んだ。

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