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平穏戻れ 矢に願い込め 森町・小国神社「御弓始祭」

(2021/1/18 12:00)
参拝者が見守る中で行われた御弓始祭=森町の小国神社
参拝者が見守る中で行われた御弓始祭=森町の小国神社

 小国神社(森町一宮)の新春恒例の「御弓始祭(おゆみはじめさい)」が17日、執り行われた。参拝者が見守る中、射手が矢を放ち、一年の平穏無事と新型コロナウイルスの収束を祈願した。
 神事に先駆けて拝殿で祭典が行われ、静岡県内の弓道愛好者らが参列した。弓矢に福が授けられた後、射場で烏帽子(えぼし)や直垂(ひたたれ)を身にまとった「地射手(ぢいて)」4人が、約30メートル先の的めがけて矢を打ち込んだ。矢が的に命中すると、参拝者から歓声が上がった。
 28年連続で地射手を務めた同町の会社員藤田陽一さん(58)は「昨年は弓道の試合も中止が相次ぐなど、大変な1年だった。早く平穏な世の中が戻ってくるようにといつも以上に気持ちを込めて弓を引いた」と話した。同神社によると、御弓始祭は疫病の神を鎮める神事で、江戸時代以前から行われていたとされる。使用した矢は災難除けの縁起物として知られるという。

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