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天竜材ウッドデッキが好評 浜松・水窪のキャンプ場 結露気にせず室内感覚

(2021/1/13 09:14)
天竜産のスギを使用したウッドデッキ=浜松市天竜区水窪町のオートキャンプ場「よつばの杜」
天竜産のスギを使用したウッドデッキ=浜松市天竜区水窪町のオートキャンプ場「よつばの杜」

 天竜材の魅力発信に力を入れている静岡県西部の建築、製材業者が連携し、浜松市天竜区水窪町のオートキャンプ場よつばの杜に同区産のスギを使ったウッドデッキを設置した。晴れた夜に楽しめる満天の星が人気のキャンプ場で、ひと味違ったアウトドア体験ができると好評だ。
 他の区画より広いプレミアムサイトに設置した。広さは約60平方メートルあり、テントを張れば10人ほどが寝泊まりできる。地面から約50センチの高さで、結露を心配せずに室内にいるような感覚でキャンプを楽しむことができるという。
 デッキは水窪出身で、浜北区の工務店遠山建設社長の遠山光典さん(51)が「地域外の人にも、良さを知ってほしい」と提案。菊川市の設計事務所こころ現代民家研究所、水窪の製材業三栄製材とタッグを組み、天竜区産のスギで多角形のデッキを製作した。
 キャンプ場を運営する耳塚直樹代表(43)によると、スギの香りが「落ち着く」「安らぐ」など常連客の評価は上々という。
 使用したスギは1年以上天日干しで乾かす昔ながらの天然乾燥を経て加工した。三栄製材社長の沢谷茂樹さん(45)によると、高温で処理する人工乾燥と異なり、木材の繊維を傷つけず、弾力があって湿気を吸収するなどの特徴がある。
 遠山さんは、マイホームを建てる若い世代が気候や風土に合った地元材を求める傾向を実感しているといい、「水窪は天竜材の宝庫。ウッドデッキを通して魅力を身近に感じてもらい、家づくりにもつながれば」と話す。

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