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歴史58年に幕 森町立泉陽中、校歌歌い締めくくる

(2020/3/28 12:55)
閉校式で校歌を歌う生徒=森町立泉陽中
閉校式で校歌を歌う生徒=森町立泉陽中

 来年度、森町立森中に統合される町立泉陽中で27日、閉校式が開かれた。在校生や教職員、保護者ら約80人の出席者に惜しまれながら、58年にわたる歴史に幕を下ろした。
 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、地元住民や卒業生らの参加は見送り、規模を大幅に縮小した。生徒会長の2年生奥宮直士さん(14)は「当たり前のように通っていた学校が閉校するのは悲しいが、泉陽中最後の生徒としてプライドを持って頑張る」とあいさつし、太田康雄町長に校旗を返還。出席者全員で校歌を歌い、最後の1日を締めくくった。
 同校は三倉中と天方中が統合し、1962年に開校。以来「地元密着の学校」として周辺住民からも親しまれてきた。一方、生徒数は初年度の535人をピークに減少の一途をたどった。
 新型コロナウイルスの影響で、同校は4日から臨時休校に入り、最後の卒業式は中止に。閉校式も開催が危ぶまれる状況だった。当日は全員がマスク着用で臨むなど、感染防止策を講じて実施した。寺田敦朗校長は「盛大にできなかったことは残念だが、無事開催できてほっとしている。最後にみんなで校歌を歌うことができてよかった」と振り返った。

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