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連鶴、オマーン国王に献上 精巧さと伝統美伝える 浜松・天竜区

(2019/5/17 08:54)
松島さんの連鶴作品を紹介するマルカワの蔵職員=浜松市天竜区
松島さんの連鶴作品を紹介するマルカワの蔵職員=浜松市天竜区
オマーン国王宮府で、王宮府要人に連鶴を渡した中江さん(左から3人目)=中江さん提供
オマーン国王宮府で、王宮府要人に連鶴を渡した中江さん(左から3人目)=中江さん提供

 浜松市天竜区の観光施設マルカワの蔵を拠点に活動する連鶴の愛好家団体「遊鶴の会」などの作品がこのほど、オマーン国王宮府を通じて国王に献上された。同国の博物館向けにチョウや昆虫の標本を寄贈してきたアゲハチョウ類研究家中江信さん(64)=横浜市=が、日本の伝統文化を伝える土産として渡した。
 献上した連鶴は、64センチ四方の和紙に切れ込みを入れ、64羽の折り鶴を連ねて盾の形にした「平和の盾」やタペストリーに扇形の連鶴を飾り付けた作品の計2点。平和の盾は遊鶴の会の講師を務める松島英勝さん(71)が手掛け、タペストリーは60~70代の女性会員6人が作った。
 中江さんはこれまでに世界で収集した昆虫標本約7千点をオマーンに寄贈。標本は同国で2年後に完成予定の国立歴史博物館に展示される見通しで、展示に向けた状態確認のため、4月19日から約1週間オマーンを訪問した際、同国のナスル・アルギンディ王宮府事務総長に連鶴を渡した。「作品の精巧さに驚き、喜んでいた」という。松島さんは「連鶴を通して日本人の優しい感性が海外の人に伝わったらうれしい」と話した。

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