子どもたちが落語の所作体験 下田でグランシップ出前公演

 静岡県文化財団などはこのほど、グランシップ出前公演「にっぽんこども劇場 寄席わんだーらんど」を下田市民文化会館で開いた。落語家の林家正蔵さん、林家はな平さん、曲独楽(こま)師の三増紋之助さんが出演し、来場した親子が落語やこまの曲芸を楽しんだ後、実際に落語の所作などを体験した。

林家はな平さん(右端)の指導で、そばをすする落語の所作を体験する子どもたち=下田市民文化会館
林家はな平さん(右端)の指導で、そばをすする落語の所作を体験する子どもたち=下田市民文化会館

 2回公演で約120人が参加した。1回目の公演では、正蔵さんとはな平さんがそれぞれ「みそ豆」と「つる」を演じた。紋之助さんは刀の刃先や扇子の上でこまを回す曲芸を披露した。
 後半は来場者が参加したワークショップが開かれ、子どもたちは扇子を使って落語の所作や、回るこまを手のひらに乗せてもらう体験をした。はな平さんが「舌を上顎に付けて、息を吸い込んで」とアドバイスとすると、子どもたちは音を立ててそばをすするしぐさをした。
 参加した下田小1年の赤川怜君(7)は「そばの器を持つ感じを出すのが難しかった。すする音はうまく出せた」と笑顔で話した。(下田支局・尾藤旭)

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