江戸の江川酒、4月上旬蔵出し 復元プロジェクト大詰め

 江戸末期の韮山代官江川英龍の業績発信を目的とした有志団体「江川英龍公を広める会」が取り組む日本酒復元プロジェクトが大詰めを迎えた。今月下旬から搾りの作業に入り、1カ月程度の熟成を経て4月上旬に蔵出しを予定している。

江川酒の蔵出しに向けて準備を進める醸造関係者=伊豆市
江川酒の蔵出しに向けて準備を進める醸造関係者=伊豆市

 復元しているのは江戸中期まで江川家が醸造していて、徳川家康らも愛飲したとされる江川酒。昨年見つかった製法書を基に、伊豆市の万大醸造ができる限り当時の手法を再現して醸造してきた。
 一番搾りは薄い琥珀(こはく)色でアルコール度数は17%。こくのある果汁のような味わいに仕上がったという。
 当初の予想よりも確保できる量が少なかったため、同会の会員限定で寄付の返礼として提供する。
 問い合わせは同会事務局<電0558(76)0030>へ。

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