解体前校舎で青春回顧 伊東商高同窓生、思い出語らう

 伊東商高同窓会は27日、2023年度の伊東高、同校城ケ崎分校との統合に向けて新校舎の建設工事が始まるのを前に、思い出の学びやを見学する「ホームカミングデー」を開いた。多くの同窓生が訪れ、青春時代に思いをはせた。

思い出の写真や生徒会誌を懐かしむ来場者=伊東商高
思い出の写真や生徒会誌を懐かしむ来場者=伊東商高

 同窓生は教室などを見て回り、かつての自分の席に座るなどして当時を懐かしんだ。校内には歴代の卒業アルバムや生徒会誌、文化祭や修学旅行など学校行事の写真なども展示していて、自分が写った写真を見つけ友人らと思い出話に花を咲かせた。ともに卒業生の佃健二さん(34)、美姫さん(29)夫婦は子ども3人と訪れ「文化祭の準備などをしたことを思い出した。校舎がなくなってしまうのは寂しい」と感慨深げに話した。
 同校は1963年開校。1万2735人が卒業し地域を支える経営者らを輩出してきた。現校舎は新高校の校舎建設のため4月から解体される。工事期間中の21、22年度は学校機能を伊東高に仮移転するため同窓生が校舎に入れる最後の機会になった。1期生で同窓会長の稲葉知章さん(73)は「多くの同窓生に最後の思い出を感じてもらえたら。統合は複雑な思いだが、(市外進学が増えている)伊東の子どもたちに選ばれる高校になってほしい」と語った。

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