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千本街道で死亡事故多発 沼津警察署「暗い直線路、注意を」

(2021/2/21 11:06)
2020年10月以降、千本街道で発生した死亡事故
2020年10月以降、千本街道で発生した死亡事故
千本街道でドライバーに注意喚起する署員ら。街灯が少なく、見通しの良い直線道路が続く=沼津市一本松
千本街道でドライバーに注意喚起する署員ら。街灯が少なく、見通しの良い直線道路が続く=沼津市一本松

 沼津市の千本松原沿いを通る千本街道で交通死亡事故が連続し、沼津署が警戒を強めている。昨年10月以降に3件の死亡事故が発生。同署の担当者は「見通しの良い直線道路で街灯が少ない。ドライバーの注意力が散漫になる」と指摘する。
 千本街道は富士市と清水町を結ぶ県道380号。今月10日夜、沼津市一本松の同街道でオートバイと乗用車2台が絡む事故があり、オートバイの男性が死亡した。昨年10月と11月には夕方以降の時間帯で、歩行者が大型トラック、ミニバイクとそれぞれ衝突する死亡事故が起きた。
 同署によると、約10キロにわたる千本街道では2019年1月から現在(2月19日時点)までに重傷事故が7件発生した。昨年末から死亡事故が連続して起きている。担当者は「一路線としては(重大な)事故が多い。管内で最も警戒する路線」と強調する。
 同街道は制限速度50キロの直線道路が続く。信号は押しボタン式が多く、夜間は人通りが少ない。街道付近に住む男性(66)は「通勤時は渋滞するが、夜はスピードを出す車が多い」と危険性を語る。
 同署も事故防止活動に積極的に乗り出している。17日には「速度注意」と書いたボードを同街道で掲げ、運転者に注意喚起した。18日には10日の事故現場で地元住民らと再発防止策を協議した。参加者からは「事故多発の看板を置く」「速度表示を増やす」などと提案された。
 同署の担当者は「運転者は前方に注意してハイビームを活用し、歩行者、自転車も反射材を付けるなど事故防止に努めてほしい」と呼び掛けている。

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