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巨大土管を「個室」に 沼津戸田の水産会社設置「ゆとりの場に」

(2021/1/23 08:39)
戸田湾を目前にした空き地に設置された巨大な土管。夜は電飾で彩られている=沼津市戸田
戸田湾を目前にした空き地に設置された巨大な土管。夜は電飾で彩られている=沼津市戸田

 巨大土管が出現―。沼津市戸田の水産会社「光徳」がこのほど、戸田湾を望む同社所有の空き地に巨大な土管4本を設置した。2月中に壁や窓を取り付けて“個室”とし、地域住民らにフリースペースとして活用してもらおうと工事を進行中。山田隆継社長は「コロナ禍だからこそ『あれは何?』って明るい話題になればうれしい」と戸田の活性につながることを期待する。
 土管は専門業者に依頼した特注品で、直径約2・8メートル、長さ約2・4メートル。窓や壁を取り付けて一つの部屋を作り、中には机や椅子を置く。既に無線LAN(Wi-Fi)の整備は完了し、空調設備も整える予定だ。
 名前はスペイン語でゆとりを意味する「クレロ」。完成後はフリースペースとして貸し出し、住民らが飲食店のテークアウトを食べたり、学生が勉強したりする場に使ってほしいと考えている。
 山田社長は以前、カナダのキャンプ場を訪れた際に、巨大な土管が置いてあるのを見つけた。現地の人々が中に入ってくつろぐ様子に興味を引かれ「おしゃれ。戸田でもやってみたい」との思いを胸に秘めていたという。山田社長は「空き地の活用法に悩んでいたが、コロナ禍を受けて『今やらなければ』と思い立った。みんなのゆとりの場所にしていきたい」と話している。

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