生活苦…留学生を応援 沼津・大手町町内会がフードバンク

 沼津市大手町町内会(名取正純会長)が20日まで、地元の名古屋大原学園沼津校に通う外国人留学生を支援するためのフードバンクを大手町会館で実施している。同校の学生は日頃から地域行事に参加する“町内会仲間”。新型コロナウイルス感染拡大の影響で生活が苦しいと知り、住民らに協力を呼び掛けている。

フードバンクに寄せられた食料を手に取る外国人留学生たち=沼津市の名古屋大原学園沼津校
フードバンクに寄せられた食料を手に取る外国人留学生たち=沼津市の名古屋大原学園沼津校

 留学生は介護福祉科とホテル・ブライダル科に通うインドネシアとベトナム、ネパール出身の8人。同校によると、新型コロナの影響で母国からの送金が途絶えたり、アルバイトが減ったりして生活が苦しくなり、学校も食料を支給するなどしていたという。
 同校は2014年の開校当初から町内会行事に協力。外国人留学生も受け入れが始まった18年から例大祭で子どもみこしの警備などを担い、住民と交流してきた。同校から学生の窮状を聞いた名取会長が「同じコミュニティーの仲間を応援したい」と昨年末にフードバンクを始めた。
 名取会長が8日、同日までに町内外から寄せられた米やパスタ、カップ麺などの食料を同校に届けた。介護福祉科1年のヴ・クオック・ヴィエットさん(25)=ベトナム出身=は「飲食店でのアルバイト時間が短くなり、給料が減ってしまった。食べ物をもらえて助かった」と喜んだ。名取会長は「立派に勉強し、日本と母国の懸け橋になってほしい。いつか沼津に戻ってくれたら」と期待した。

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