チョウザメ調理法学ぶ 函南のブランド化へ飲食店主が講習会
(2020/11/30 09:15)-
函南町のブランド化を目指して養殖が始まっているチョウザメの調理講習と試食会が29日、同町の料理店「大黒屋」で開かれた。町内の飲食店や商工会の関係者ら約40人が集まり、チョウザメの魚肉を使った料理を味わった。
さいたま市の専門店でチョウザメ料理を提供する舘野毅さん(39)が、同町の養殖池で育った体長1メートルほどのチョウザメを使ってさばき方を実演。にぎりずしやスープ、洋風南蛮漬けなど5品を調理し、参加者が試食した。魚肉は淡泊な味わいで、居酒屋を経営する同町の寺田利彦さん(65)は「身の味が淡泊な分、調理の方法によってお客の反応が変わると思う。まずは自分で料理を作ってみたい」と話した。
同町では数年前までアユやマスを育てていた遊休池を活用し、沼津酸素工業(清水町)や岩野石油(函南町)ら地元企業の有志らも協力してチョウザメの養殖が始まった。魚肉の商品化には2年程度かかる見通しで、キャビアと合わせて町の特産品として売り出す方針。沼津商業高では生徒がキャラクターも考案し、完成したポスターがお披露目された。
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