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霊峰と茶畑の絶景、眺めて一服 富士・大淵笹場に「茶の間」

(2020/11/29 11:50)
新たに設置された「茶の間」で茶を楽しむメンバーら=富士市の大淵笹場
新たに設置された「茶の間」で茶を楽しむメンバーら=富士市の大淵笹場

 富士山と茶畑の絶景を望む富士市の景勝地「大淵笹場」に呈茶や休憩などができるテラス「茶の間」が誕生した。景観保全活動に取り組む大淵二丁目ささば景観保存会のメンバーらが28日、木製テラスの設置作業に汗を流した。今後、茶の間を活用した予約制の茶体験なども計画し、滞在時間向上やさらなる魅力発信を目指す。
 「茶の間」での体験企画を実施する富士山まる茂茶園(同市富士岡)の本多茂兵衛さん(36)の協力で実現した。この日は大淵笹場中腹にあるコナラの木の下に、地元産富士ヒノキを使用した大きさ縦横3メートルのテラス1台を設置した。景観に配慮し高さを抑えた設計でベンチのように座ることもできる。2021年2月までにさらに2カ所を追加し、計3カ所に設置する予定。
 北側に富士山を仰ぎ、眼下に整然と並んだ茶畑が広がるテラスでは設置後、さっそく本多さんが茶をいれ、腰を掛けたメンバーらが茶を味わった。
 藤田公孝会長は「次世代につながる仕組み作りになれば」と茶の間誕生を喜んだ。本多さんは「唯一無二の景色をじっくり楽しむ空間ができた。見るだけでなく一歩踏み込んだ茶体験により、景観保全の協力者拡大につながるはず」と期待した。

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