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空き家活用「おもしろ荘」生活弱者の居場所に 富士のNPO開設

(2020/11/23 08:37)
参加者と交流する渡部代表(右奥)ら=富士市のおもしろ荘
参加者と交流する渡部代表(右奥)ら=富士市のおもしろ荘

 富士市のNPO法人ゆめ・まち・ねっと(渡部達也代表)は、独居の高齢者やひとり親世帯ら生活弱者を支援する取り組み「まちの立ち寄り処 おもしろ荘」を始めた。公的な支援などからこぼれ落ち、生きづらさを感じている人たちに居場所を提供し、行政や地域との橋渡しをする。
 渡部代表はこれまでに15年以上、若者の居場所づくりに取り組んできた。渡部代表の妻で同NPO法人の美樹事務局長が2019年12月から民生児童委員を務めているのがきっかけで、十分な支援が得られない生活弱者の存在を再認識した。新型コロナウイルスの影響で民生委員の活動が縮小される中、「助けを必要としている人たちの孤立化が一層深刻になっている」(美樹事務局長)として、新たな事業を始めた。
 空き家を利用した活動拠点「おもしろ荘」を開放し、交流の場として利用してもらう。対象は限定せず、若者から高齢者、障害者、ひとり親世帯まで幅広く支援する。親子でも参加できるよう、開放日は原則毎月第3土曜とした。渡部代表は「コロナ禍であっても支援が途切れてはならない。感染対策をしつつ、生きづらさを抱えている人たちの生活課題の軽減につなげたい」と話した。

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