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京大生とプロジェクト「天才ひもの」開発 沼津・ヤマカ水産

(2020/11/20 08:57)
天才ひものを紹介する小松社長(右)と松尾さん(中)、柴崎さん=沼津市のヤマカ水産
天才ひものを紹介する小松社長(右)と松尾さん(中)、柴崎さん=沼津市のヤマカ水産

 沼津市の干物加工販売のヤマカ水産が、健康に良いとされるポリフェノールを含む「天才ひもの」を京都大の学生と開発した。先進国で低カロリーの食事を提供し、売り上げの一部を寄付して途上国の給食費に充てる活動「テーブル・フォー・ツー(TFT)」に協力しながら、干物の販路開拓を目指す。
 同社の小松寛社長(39)が、TFTに取り組む京都大の松尾浩晃さん(22)、柴崎優太さん(19)らと開発した。若者の魚離れが進む中、新商品の開発を模索していた小松社長。TFTの活動に共感したことがきっかけで京都大の学生と交流し、プロジェクトを発足して開発に挑んだ。
 干物には記憶力向上が期待されるDHAを多く含むアジとサバの2種類を用意。ブドウの種子の粉末を添加してポリフェノールを加えた。松尾さんらは商品コンセプトの立案や販路開拓などに取り組んだ。干物のおいしさに驚いたといい、「日本の文化を引き継ぎたい」と本来の味を生かした一品に仕上げた。
 「天才ひもの」は20日から同社の直売所で販売する。全国のスーパーや大学の食堂での提供も目指していくという。小松社長は「食卓に魚が上がる機会を増やし、若者に食べてほしい。世界の健康問題の解消にも貢献できたら」と意気込む。
 問い合わせは同社<電055(931)2142>へ。

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